生理は不定期が日常の10代・20代
10代は生理は定期的にくることは少なく、いつやってくるかわからない生理不順状態でした。
20代で生理痛がひどく辛かったのと心配もあったので病院にかかり、漢方を色々な種類(加味逍遙散・当帰芍薬散など)を飲んでいました。また、漢方と一緒に、痛み止めのロキソニンを処方され、漢方と共に飲み様子を見ていました。
ひどい時には生理痛で吐き気をもよおすこともありましたし、ロキソニンが4時間で切れてしまい、1日3錠飲むなんていうことも頻繁にありました。
PMS(月経前症候群)のため低用量ピルのヤーズを試す
あまりにもひどい生理痛に、先生からお勧めいただいたのが、当時出たばかりのPMS(月経前症候群)のため低用量ピルのヤーズ。
しばらく飲んで様子を見ていたのですが、当時(今から20年くらい前)、副作用の報道があり怖くなり中止。
(現在は改良されているはずなので安心かなと思います。)
ピルを止めると、相変わらず生理は不定期になり、そんなこんなしているうちにチョコレート嚢胞(子宮内膜症の一種)が見られ、生理痛の原因はこれだということが分かり、でもまだ手術するほどではないから、ということで、しばらく以前と同じように漢方と痛み止めを飲みながら様子を見ていました。子宮内膜症だから、自然妊娠はしづらいかもしれないと言われていました。
チョコレート嚢胞がありながら自然妊娠
チョコレート嚢胞(子宮内膜症の一種)だから、もしかすると自然妊娠はしづらいかもしれない。
そう言われていて、もし難しかったら、不妊治療も考えたほうがいいかもしれない、と言われていた矢先、自然妊娠。正直なところ、自分には子どもは望めないと思っていたので、喜びと驚きが入り混じっていたのを覚えています。
出産後チョコレート嚢胞がなくなる
出産後、チョコレート嚢胞はなくなりました。
(先生の言葉を思い返すと、出産で全てクリアになる、といった感じでしょうか…)
そして、不定期だった生理が定期的にやってくるようになりました。これまでいつ生理になるか分からない状態だったので、定期的に生理がやってくるということが驚きでした。
しかし、生理痛は変わらず、痛み止めのロキソニンを飲んだり、漢方を飲んだり、といった感じで定期的に検診も受けながら過ごしていました。
生理に異変を感じ、子宮内膜症が発覚
そうなんです、定期的に検診は受けていました、コロナ禍までは。
コロナ禍は仕事も忙しく、かなりストレスフルな毎日を過ごしていましたが、ある時、生理に異変を感じました。
これまでと出血の量があまりにも違うこと、血の塊みたいなものがこれまで以上に多く出てくること。
ずっと定期的に婦人科で検診を受けていたものの、コロナ禍で病院を敬遠して婦人科に行かなくなっていたので、慌ててかかりつけの婦人科へ。
「来ていないあいだに何があったの?」担当の先生に、そう言われるまで、そこまで酷いとは思っていませんでした。
診察の結果は、子宮内膜症で卵巣が2年間で2cm→5cmに腫れ上がっていること(卵巣肥大)、そして今のところ癌化はしていないものの、MRI検査を受けてくるように、とのことでした。